教育との出会い② 「一路白頭到」

投稿者: | 2005年2月14日

一路白頭到 」 とは遠軽にある北海道家庭学校を創設した留岡幸助が座右にしていた言葉です。そして私が師と仰ぐ先生に贈っていただいたものです。すなわち,
   This one thing I do.  われこの一事をつとむ。
生きる軸心がなかなか定まらず,あっちへ行ったりこっちへ行ったり,している私に師はこの言葉を贈ってくださいました。

とにかく私はあきっぽく,何をやらせても長続きしない人間でした。すこしでも上手く行かないことがあるとすぐに逃げ出し,やめてしまう人間でした(生徒のみんなに偉そうなこと言えないですね。内緒にしておいて下さい)。長続きしない大きな原因は,他人と比較する私の生き方だと思います。他人と比較して自分にないものばかりを探すから,辛くなってしまうのです。だから自分が最も優位に立てるものをなんとか探そうとするのです。
そんな私が最近,一つ所を懸命にやり続けた先に見えてくるもの,それが何なのかを見たくなりました。人より能力があるかないか,人と比べて上手くできるかどうか,人と比べて社会的に成功しているかどうか,という比較がいかにつまらないことか遅まきながら分かりかけています(”分かった”ではなく”分かりかけ”です)。それは師,生徒さん,そして妻と息子のおかげです。
そうなると俄然,毎日が輝いてきます。なにせ人とではなく昨日の自分との戦いです。こんなに楽しいことはありません。自分の目標を,夢をひたすら一途に白頭に到るまで追いかければいいのですから。これでやっと生徒さんの横に立つ資格が与えられるかな?とも思います。私の生徒さんたちはどう思っているのか,聞いたことはありませんが...(続く)

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