若い生命

投稿者: | 2006年5月29日

最近、元生徒さんから嬉しいメールが2通届きました。

「『いきいきと生きよ』という言葉の意味をずっと考えていました。
悩んだけれど編入試験を受けることにします。」
彼女は私が予備校で数学を担当していましたが、
志望校にいま一歩届かなかった生徒さんです。
その後、滑り止めに受験した大学に進学した彼女から、
「つまらない。嫌になる。」
というメールが届きました。以前から彼女の将来の夢を聞いていた私は、
(結果的にお役に立てなかった自分の指導力を棚に上げて)
「じゃ、もう夢はあきらめたんだね。」
と聞くと、どうやらそうでもないらしい。それで私は、
「どんなに失敗しようと、いまの時点でどこに立っていようと、目指す方向さえぶれなければ、きっと夢は叶えられるよ。」
というようなニュアンスのことを言ったと思います。そして、
『いきいきと生きよ』
というゲーテの言葉を彼女に贈りました。
彼女は見事に復活したわけです。

「大学は楽しいです。部活も入って毎日忙しいです。」
彼は中2の後半から高校卒業まで、家庭教師をさせていただいた生徒さんです。
変わりたい、と願う気持ちはあるのになかなか弱い自分に勝てない。
自分を見失い、現実から逃げ、のた打ち回っていました。
一時は私が授業に行っても部屋から出てこないときもありました。
私だって強くはありません。立派な人間でもありません。
みっともない自分をさらけ出し、泣いたり、叫んだりしながら彼とともに道を探し続けました。
そのうち少しずつ光が見えてきました。
暗くうつむいていた彼の表情がどんどん明るくなっていきました。
そしてとうとう彼は自分の道を見つけ、この春、そのスタート地点に立ちました。

若い生命力ってすごい!
圧倒されてしまいます。
今年38になる私には、なかなかマネができません。
彼らのような生徒さんと同じ時間を過ごせたことに感謝!

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