自然体

投稿者: | 2006年11月19日

私が太極拳を始めて2年半。
飽きっぽい私がこんなに長く続けられたのには理由があります。

ひとつは師匠が一流であること。
私の師匠は最高の技術をお持ちでありながら、いまだに学び続けておられます。
今のご自分に満足することなく、常に向上し続ける。
ものを教える立場の人間としても、本当に尊敬しております。

さらに仲間が最高であること。
師匠は祖母、お仲間の皆さんは母の年齢に近い方々。
みなさん本当に楽しそうに太極拳を学んでおられます。
38歳、子持ちのオッさんである私のことを皆さんは「山岸君」と呼んでくださいます。

そしてもうひとつ。
太極拳が生き方そのものに通じていること。
私の短い拳歴の中で学んだことの一つは、
力まない、無理をしない、不自然な体勢をとらない、
つまり自然体が最強である、ということです。
自然体とはもちろん、自由気まま、好き勝手ということではありません。
太極拳の自然体は掤(ポン)という内側から張り出される柔らかく生き生きとした力
(いわゆる“ちから”とはちがうのですが)があってこその自然体です。
これは正に、大地にしっかり足を踏ん張り立っていながらも力まず自然体
という私の理想の生き方に一致するものです。
(もっといい表現があればなぁ、と思うのですが…)

拳禅一如(拳=身体、禅=心)。
太極拳の自然体を身につけていく過程で、
心も自然体になれればいいなと思っています。

さて、明日は初段検定。
少しずつ理想の自然体に近づけていきたいと思います。

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