四十にして...

投稿者: | 2010年8月3日

年齢のせいだろうか。

この数週間、似たような方向性の本ばかり読んでいる。

 気にするな  /弘兼憲史

弘兼憲史氏はマンガ「島耕作」シリーズを描いた漫画家だ。

帯びにもあるが内容をひと言で言えば、

 「人生、楽しんだ者勝ち」

である。

次も新書。

 生きるチカラ /植島啓司

これもひと言で言えば、

 「あらゆる選択は誤りを含んでいる」

ということだ。

生きるのに「正しい」も「間違い」もない。

どんな生き方を選ぼうとも、完全な「正解」あるいは「成功」というものはない。

進路に迷う子供たちに何度か伝えたことのある考え方だ。

そして以前にも挙げた、

 40 翼ふたたび /石田衣良

である。

「40」とはもちろん40歳のこと。

10代には10代なりの、20代には20代なりの、30代には30代なりの

苦悩があった。

そして40代。

これまでとはかなり違う。

こんな私でも40年以上生きていれば、それなりの奥行きと深みが出てくる。

楽になったわけではないが、以前のようにのたうつことはなくなった。

肩の力が抜けてきたのは、太極拳の効果だけではあるまい。

頭髪だけではなく、こころも僧侶に近づきつつあるのか...。