重職心得箇条

投稿者: | 2010年8月31日

佐藤一斎と言えば、就任間もない小泉元首相が引用した「言志四録」が有名だ。

 少にして学べば、則ち壮にして為すことあり
 壮にして学べば、則ち老いて衰えず
 老いて学べば、則ち死して朽ちず

佐藤一斎は江戸時代後期の儒学研究者である。

彼の弟子の中には幕末に活躍した佐久間象山、渡辺崋山、横井小楠がいる。

私の手元に10年ほど前から佐藤一斎の「重職心得箇条」がある。

たった17条で人の上に立つ者の心得が尽くされている。

当時、時間講師陣を管理・指導する立場にあった私に、

上司が読むように勧めてくれたものだ。

今は部下も上司もいない身だが「部下」を「生徒」に置き換えて読むこともできる。

  第 1条 重職は、それにふさわしい威厳が必要である。

これは全く無いに等しい。下手するとただの「おもろいおっちゃん」だ。

  第 7条 重職は、無理強いや押しつけをしてはならない。

これも満たしていない。受験生にはかなりの量の宿題を(ある意味)押付けている。

  第17条 重職は、部下(生徒)の気持ちを明るく保たなければならない。

これはなんとか...。

久しぶりに開いたら、耳の痛いことばかりだ。

見なければよかった...。

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