大きな存在

投稿者: | 2013年1月13日

息子が先週の木曜日から入院している。

冬の講習で朝から深夜まで時間の空かない私は、

昨日の夜、久しぶりに息子に会った。

そして今日は外出許可が出たため、

ファクトリーの仮面ライダーイベントに2人で行ってきた。

イベントの内容はお粗末限りなし。最悪だった。

これで金をとってはいけない。

スタッフの態度も最悪。

当然だが、通常ならとっくに切れて説教しているところだ。

しかし今日は...

そんな最悪のイベントでも息子にとっては久しぶりの外の空気。

とても生き生きしている彼の表情を見ていると私の怒りも沈静化。

イベント後は、ファクトリーの中を散策。

とくに遊具があるわけでもない。

小学3年生がウィンドーショッピングしたって楽しくないだろうに。

...でも楽しそうだ。

ひとしきり周り、クレープを食べ、ガムシロップたっぷりのカフェラテを飲み、

タイムリミットの5時半に病院へ戻った。

そこでカミさんと娘に合流。

カミさんの作った弁当と、息子の病院食で久しぶりに4人のディナー。

誰よりも家族が大好きで、家族を大切にしている息子。

病室での一人(もちろん他の患者さんもおられるが)の夜は、

誰よりも堪えることだろう。

そしてそれは私たちも同じだ。

けっこう堪える。

いま、病院から帰ってきてすぐにこれを書いている。

書いている最中に、隣の部屋から娘の泣き声が聞こえてきた。

「おにいちゃんにあいたい。」

いつもケンカばかりしている娘だが、

彼女にとっても大切なお兄ちゃんなのだ。

今日、楽しかった分、私たちが帰ったあとは寂しいのではないだろうか。

息子は、先ほどのイベントで買った仮面ライダーのタオルを首に巻いて

エレベータまで見送ってくれた。

ドアが閉まる瞬間、隙間から見える息子は笑顔で手を振っていた。

「ムリしやがって。」

そう心でいいながら、私も笑顔で手を振っていた。

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