校庭で歩き読書は危ないよ

投稿者: | 2016年5月12日

昨日、中2生との授業中に歩きスマホの話になった。

「最近、車を運転してても”歩きスマホ”の歩行者は怖くてさ…」

「でも先生、そういうのはずっと昔からいますよね。」

「?」

「ほら、小学校の校庭の隅でマキを背負って

歩きながら本を読んでる少年がいるじゃないですか。

あれは歩きスマホのハシリですよね。」

「…?」

理解するまで少し時間が必要だったが、

「ああ、二宮尊徳の像かぁ。」

私は笑いが止まらず、腹を抱えて転げまわった。

スマホを見つめ、ヘッドフォンをし、マスクをしている人をよく見かける昨今。

感覚器官のほとんどを外界からシャットアウト。そんな感じだ。

今の世界は見たくない、聞きたくないモノでいっぱいだ。

みんな、そんなモノから無意識に身を守っているのかもしれない。

そして、そんなモノに自分の姿をさらしたくないのかもしれない。

思えば私たちの仕事”家庭教師”は、そんな時代にあって、ユニークな位置にある。

生徒たちの究極のプライベート空間「自分の部屋」に入り込み、

face to face で2時間、時間を共有するのだ。

目を閉ざし、耳をふさいでいては何も始まらない。

お互いの信頼関係がなければ成立しない時間空間だ。

だから、

私たちに対して目を開き、耳を傾けてくれている生徒たちに

心から感謝し、共に過ごす時間を大切にしたいと思うのだ。

 

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