ひびき合うカラダ

投稿者: | 2016年5月31日

我家のアイドル、1歳の二男を観察していると、

「ああ、カラダが外に向けて開いているなー」

「ひびくカラダだなー」

などと感じることが多い。

相手に何かを伝えようとするときにカラダ全体で表現する。

また相手のカラダと素早くシンクロし、ためらうことなく動き出す。

コチコチに凝り固まったカラダをもつ40後半の私は、

彼のカラダが羨ましい。

そんな私が言うのもなんだが、

まるで鏡餅のようなカラダをしている子どもたちをよく見かける。

あんなカラダでは生き難いだろうに。

カラダを固めてしまった”何か”があるんだろうなあ。

私は家庭教師をしながら、

子どもたちの抱える様々な”辛さ”を見てきた。

さて、どうしよう…

肩がパンパンに張っている時、

強くつかんでガシガシ揉みしだかれると、

気持ち良いように感じるが、実は筋肉の組織を痛めて逆効果なのだ。

優しい気持ちで相手とつながることをイメージし、手でソフトに擦る方が、

コリは断然ほぐれる。

この「手当て」は、大抵の痛みに効く。

(重大な疾患を完治させることはできないが)痛みの種類に寄らない。

私の素人考え、素人実践の範囲で言わせてもらえば、

手で擦る側と擦られる側が一体化し、どちらが擦られる側でどちらが擦っている側か分からない。

そんな状態になると上手くいくように思う。

「治してやろう、効かせてやろう」と考えると力が入ってしまい、上手くいかない。

もしかすると、心の手当ても同じなのかもしれない。

ずっと「貧困層の学習支援」だけを考えてきたが、

子どもたちはそれぞれの抱える、さまざまな”苦しさ”を抱えている。

苦しみを抱える子どもたちがその状況の如何に関わらず、

私たちと時間を共有することで”苦しさ”を乗り越えるヒントが得られる。

そんな場所がいいんだな。

(ああ、やっぱり友人の言ったことは正しかったんだ…)

 

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