水曜日、身内に不幸があった。
自分が年を重ねていけば、
その分、人の死に立ち会う機会が増える。
そして、いつか必ず自分もその日を迎える。
何度参列しても葬儀は辛く悲しいものだ。
里塚の火葬場で炉の扉が閉まる瞬間が、私は一番つらい。
そはれは本当の本当に最後の別れの瞬間だから。
それでもそれがどんなに近しい人であっても、自分ではない。
胸が張り裂けるような悲しみを感じながらも、それは自分でないのだ。
しかし私はかつて自分の身が焼かれるような悲しみを味わったことがある。
娘を送ったときだ。
今日、それを思い出した。
最近では冷たいもので、日々の生活に紛れ、思い出す回数も減った。
思い出しても感情が噴出し、溢れることもなくなった。
しかし、まだまだ癒えていないようだな。
さて、明日も授業だ。
早く寝て、いつものハイテンションの私を取り戻そう。