こんにちは。札幌の家庭教師ポプラ工房の山岸です。

「ヒーローが教えてくれたこと」に引き続きSupergirlから2度目の引用となります。
Amazon Primeで毎日1本ずつ見続けていましたが、
Season 3に入ったところで課金しなければならなくなり止まってしまいました。

居心地の良い場所に安住していてはいけない

Now, we all get used to our own personas,
And we’re used to our own comfort zones,
But, trust me,
In order to live, we must keep daring.
Keep diving.

誰もがみんな今の自分に慣れていくの。
そして、快適な自分の居場所に慣れてしまうの。
でも、信じて。
生きていくために、私たちは飛び込み続けなければならないの。
飛び込み続けるのよ。

Supergirl: Season 2, Episode 1

やっと見つけた自分の居場所、分かり合えた友人、慣れてきた仕事などが自分を置いてどんどん変わっていく。
スーパーガールことカーラは、その変化を受け入れることができません。
職場の上司であるキャット・グラントが、そんなカーラに向けて言ったセリフです。
キャット・グラント自身も一代で築き上げた巨大メディア会社のCEOに甘んじることなく、
次のステージに向かおうとしているところでした。

生きていくためには、飛び込み続けろ!

be と get の違い

ここで家庭教師のブログらしく生徒たちのために英語の解説をしようかと思います。

be → 静的。状態。今まさにAという状態にある。
get → 動的。移動。Aという状態からBという状態に変化する。

キャット・グラントのセリフの中に次のような表現がありました。

Now, we all get used to our own personas, (1)
And we‘re used to our own comfort zones, (2)

(1) は移動のgetが使われているので、

慣れていない状態  慣れている状態

という変化を表しています。
日が経つにつれてこの自分に慣れ親しんでいくという感じです。
一方で (2) は状態のbeが使われているので、

 (今)慣れている状態

今のこの自分に慣れ親しみ、たどり着いた安住の地にどっぷり浸かってしまっている感じでしょうか。

be と get を用いた他の表現

他の例も見てみましょう。

 She was sick. (彼女は病気だった。)
 She got sick. (彼女は病気になった。)

 It is dark. (暗い。)
 It is getting dark. (暗くなってきた。)

 He was married. (彼は結婚している。)
 He got married. (彼は結婚した。)

アメリカのドラマや映画で頻繁に聞くセリフの一つに、

 I’ve gotta go.(もう行かなきゃ)

があります。「ブガタゴー」のように聞こえます。
略せず書けば、

 I have got to go.

です。
これは、状況が変化してどこかへ行かなくてはならなくなり、その状況を私が所有している、
というい感じでしょうか。

行かなくてもよかった状況  行かなければならない状況) <= これを have している。

だから「行かなきゃ」なんですね。
別に用がなくても早く電話を切りたいときにも言いますね。

Trust me!(信じて!)

人は習慣の生き物と言われます。
脳はそもそも変化を嫌う保守派なのでしょうか。
そのくせ新しい刺激にワクワクするところもありますよね。

自分の好みにぴったりの美味しいお店を見つけたとします。
そこにいけばいつでも美味しいものを食べることができます。
他を探す必要はありません。
そこにいけば間違いないのですから。
下手に別な店に行って口に合わないものを出されたらガッカリです。

でも…

それも一つの選択だと思いますが、
子どもたちには、ほんのちょっと勇気を出して違う店に足を運んで欲しいのです。
口に合わなかったら「やっぱりやめておけばよかった」
ではなくて、
「やっちまったよ。マズイのなんのって。ワハハハッ!」
と笑い飛ばして欲しいのです。

 I know him.

ではなくて、

 I get to know him.

の方が面白いと思うのです。
これは「べき」ではありません。
家庭教師の勝手な願いです。