大地は踏んでも沈まない、壊れないと信じられるからこそ、
しっかり踏み締めてジャンプすることができる。
沈むかもしれない、壊れるかもしれないと、
びくびくしながらでは前に踏み出すことすらできない。
信じたところでこの世に絶対はないけれど、
それでも人には信じるに足る存在が必要である。
そして一番信じたい、でも一番信じられないのが自分という存在だ。
夏休みの計画は立てた。これまでの分を取り返すためにしっかりやるぞ。
でも…
これまでの自分を考えると、
きっちり計画通り頑張っている自分を想像することが難しい。
自分を信じられない。
そんな生徒は多い。
私もそんな生徒だった。
そんな私からそんな生徒たちへ2つのアドバイス。
それはスモールステップと伴走者。
スモールステップは、小さな小さな「やった感」の積み重ね。
あっさり簡単に越えられるくらいの小さなハードルを設定して、
それを越えたら「よし、やれたぞ」と意識する。
夏休み全部やり続けるぞ!
ではなく、
とりあえず3日続けるぞ。
今日は6時間勉強するぞ。
ではなく、
今日は15分を3セットやってみるぞ。
これで小さな自信をつけたら
ステップを少しずつ大きくしていく。
伴走者とは自分を励まし促してくれる人。
少々子供っぽく聞こえるかもしれないが、
「5時になったら勉強始めるから一声かけて。」
のようなお願いができる人。
また、自分で設定したスモールステップをクリアしたら、
そのことを一緒に喜んでくれる人。
この2つでおそらく上手くいく。
大切な追加アドバイスが2つ。
まず、スモールステップは超簡単にクリアできることから始める。
そして「こんな小さなことできて意味あんの?」と思わない。
そもそも、「こんな小さなこと」もできていなかったのだから。
次に、伴走者の言葉は信じること。
せっかく一緒に喜んでくれているのに、
「ホントはこの程度のことで喜んじゃいないっしょ。」
なんて思わない。
そう思わないためにも心を許せる、信頼できる人にお願いすること。
以上。