娘から目が離せない。
日中、部屋に閉じこもって仕事をしていても、
娘の笑い声が聞こえると我慢が出来ない。
走っていって妻から奪い取って抱き上げてしまう。
少しずつ外の世界を意識的に見られるようになってきたようだ。
今の彼女はきっとこう思っているはず。
「私が笑えば、みんな笑ってくれる。」
この世に生まれてきて良かった。
そう感じて欲しい。
息子は赤ん坊のころ、それほど愛想のいい子ではなかったが、
道を歩いていても、スーパーで買い物をしていても、
やたらと声を掛けてもらえる子だった。
娘は誰にでも愛想がいい。満面の笑みでウェルカムだ。
だから誰からも声を掛けてもらえる。
対照的な二人だが、誰からも愛される子たちのようだ。
パパとは大違いだな。
よかった。