ICT教育とはパソコン、タブレット、インターネットなどの情報通信技術を活用した教育技術や方法のことです。
ここでは、ICT教育の基礎知識、メリットとデメリット、ポプラ工房の実践などについてご説明いたします。
ICT教育とは情報通信技術を活用した教育方法
ICTは、Information and Communication Technologyの略語で情報通信技術を意味します。
技術そのものを意味するITにCが加わったことから、ICTは技術そのものよりも技術を活用したコミュニケーションに重きを置いています。
ICTは総務省が推進しており、後述の教育の分野以外でも、医療、介護、地域活性、防災などの分野で活用されています。
詳しくは総務省のホームページをこちらからご覧ください。
ICT教育は、情報通信の技術であるパソコン、タブレット、電子黒板、そしてインターネットなどを
活用した教育のことです。
教育分野へのICT活用は文部科学省が推進しています。昨今議論されている教科書のデジタル化も政府による
ICT化戦略の一つです。
詳しくは文部科学省のホームページをこちらからご覧ください。
ICT教育のメリットとデメリット
メリット
生徒
- デジタル機器を使うことによりモチベーションが向上する。
- 画像や動画により理解が深まる。
- 各自の能力にあった学びが可能になる。
- 不登校の生徒が授業に参加しやすくなる。
- 情報活用能力を養える。
先生
- 板書やプリント配布の時間などが削減されて効率的な授業が可能になる。
- 手元で生徒の進捗状況が確認できるため、的確な指導が可能になる。
- 教師間、保護者と教師間での情報共有が簡単に行える。
- 板書やプリントでは難しい動的な授業が可能になる。
- 授業外の業務を効率化できる。
デメリット
メリットは一般的に言われていることをいくつか列挙しました。
概して教育分野に限らないデジタル化一般のメリットと言えます。
しかしながらデメリットは語る人の立場により異なることが少なくありません。
ここでは、教育の現場で子どもたちと向き合う一人の人間として
私見を3つ挙げさせていただきます。
どれをとっても一つの記事になる内容ですが、ここでは簡潔に列挙します。
- 情報格差 = 所得格差 の問題が教室に持ち込まれる。
- 地域格差が生まれやすい。
- 「書くことのメリット」が損なわれる。
- 自分で考える能力の低下。