私の生徒たちの中には、ある事柄にこだわったり追求したり集めたりしている生徒がいる。
少し前、日清のどん兵衛に異常なこだわりを持つ生徒がいた。
どん兵衛が大好きな彼女はほぼ毎日食べていたようだ。
美味しい食べ方を追求し、
さまざまな食べ方を試した彼女がたどり着いた
至高の方法がある。
それは「水戻しどん兵衛」と「10分どん兵衛」だ。
いまでは比較的ポピュラーな方法のようだが、
彼女はそれらをずっと前からやっていた。
いまでもやっているのかな。
現在担当している高3生の男の子はスイカの食べ方にこだわりがある。
それは「スイカの皮も食べること」だ。
いや、むしろ皮の方が好きなのかもしれない。
皮とは内側の薄い緑色の部分ではなく、
緑と黒の模様の入った外側の、正に”皮”のことだ。
彼に言わせると「パリパリしていて美味しい」らしい。
試してみたが….。
歯を痛めないように楽しんでほしい。
他にも、「靴はTimberlandしか履かない。」「部屋には机以外置かない。」「自称ミリタリーオタク」「クワガタの研究とブリーディング」などなど。
いずれも半端なこだわり方ではなく、尊敬に値する。
彼らの話は本当に面白く、何時間でも聞いていたくなる。
話の中身が面白いこともさることながら、
話している彼らを見ることが楽しい。
キラキラした目で嬉しそうに話してくれるのだ。
自分の好きなことは聞いて欲しいし、共有して欲しいのもだ。
楽しい話を聞かせてくれたお礼に、
私は楽しい数学、楽しい英語を教えようではないか!