私は声の出し方が下手です。その上、のどが弱い。
予備校の講義が続くとすぐに声がかれてしまいます。
体調・感情に関係なくどんな状況でもとにかくテンションを上げなければ
授業ができません。
調子の悪いときなどはテンションを上げるために声を張ってしまいます。
そんなときは授業の最後まで声がもちません。
1年くらい前に買って、数ページ読んで放置していた
「発生と身体のレッスン 鴻上尚史」を読み始めました。
この本を購入した動機は自分のためではなく、
体の固まった生徒たちをほぐしたかったからです。
しかし、固まっているのは私の方のようです。
いったいこれまで身体論の何を学んできたのか。
ひと月後。かれない声を手に入れます。