先日のこと。
夜中にメール着信。

「先生は心が不安なとき、どうしますか?」

付き合いの長いこの生徒さんは時々このような難問をぶつけてくる。
しばらく考えてから答えを送った。
すると、

「ありがとうございます。お母さんがさっき救急車で運ばれました。」

おいおい!それを先に言ってくれよ!
お父さんが付き添い、彼は一人で家に残されたらしい。
そりゃーさぞかし不安で心細いだろう。

「とにかく、耐えられなくなったら電話かけな。何時でもいいから。」

と返信すると、

「明日は学校があるから寝ます。」

と返してきた。
しかし、10分もしないうちに携帯が鳴った。
それから30分くらい話しただろうか。
いつもの調子が少し戻ってきた彼は、

「落ち着いてきた。」

といって電話を切った。
車で家まで行ってやればよかったかな?
でも缶ビール飲んじゃったしな。
結果的にお母様は大事無く、翌日には退院されたようだ。

一昨日のこと。
乳幼児性の湿疹だとばかり思っていた娘の顔が余りにひどい状態に。
その前日に小児科で診てもらったときもよくあることで大したことではない
との診断を受けていた。しかし、それにしてもひどい。
そこで、妻が知人から聞いていたアレルギー専門の小児科へ行くことに。
やはりアトピーだったようだ。
母乳で育てている妻は、卵と牛乳を医者に止められた。
それ以外にも気をつけなければならないことがたくさんあるようだ。

顔の下半分に薬をぬり、布を貼り、
それが落ちないように頭からネットを被せられている娘の姿も、
「食べるものにもっと気を配っていれば」と自分を責めている妻の姿も、
痛々しい。

子どもが親を思う気持ちと親が子どもを思う気持ち。
どちらも切なく暖かい。

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