切れ味のよいチェーンソーではなく、
切れ味最悪の斧でヘトヘトになりながら木を切るタイプの私。
そんな私を頼ってくれる生徒たちも、
なぜかみんな揃って「切れ味最悪の斧」タイプ。(みんな、ではないね。ごめん。)
やりたい気持ちはあるけれど、
不器用で、どん臭くって、おサボリくんで...
やるべきことを、やると決めたことをやらずに遊んでいる彼らは、
きっと遊んでいても心のどこかは楽しくないに違いない。
だって、やらなければならないことが何なのか、彼らは十分知っているから。
そんな生徒たちを前に、これまた切れ味の悪い私は、
「ったく!何やってんだ!」と言いながら一緒に頭を抱えてしまう。
彼らの「何で自分はきちんとできないんだぁー」という気持ちがよーく分かるから。
今でこそ「先生、先生」と呼ばれてえらそうにしているが、
何を隠そう、私こそミスターおサボリくんなのだ。
でも私は全力で事に当たった後の爽快感も知っている。
足腰が立たなくなるほど何かをやり切った後の満足感も知っている。
だから(現代のコーチング理論には反するのを承知で)苦言を呈すのだ!
自分の目標を、自分の夢を大切にしてほしいんだ。
A man has a choice, and the choice is what makes him a man.
自分で選んだ道を大切に。