今日、初めて教え子の結婚式に出席した。
私がまだ20代の頃、旭川の予備校で専任講師として勤めていたときの生徒だ。
今も真っ直ぐさは変わらないつもりだが、当時の私はそれはそれは...
常にど真ん中の直球勝負だった。
そんな頃に出会った生徒だ。
当時の私に負けず劣らず真っ直ぐだった彼は、
ありとあらゆる困難を乗り越えて自分の夢を叶えた。
本当に素敵な奴だ。
彼が高2のときに私は旭川の職場を辞めて札幌に戻った。
そのときに彼からもらった2通の手紙を
私は手帳に入れ、毎日持ち歩いている。
今の私は彼が手紙に書いてくれたような人間だろうか?
彼の思いに応えているだろうか?
答えが”YES”だったためしがない。
それどころか、どんどん離れていくような気がする。
新婦は、ウチのカミさん以外にこんな素敵な人がいるのか!?
というくらい最高に素敵な方だった。(スミマセン。暴言吐きました。)
彼らを取り巻く友達もご両親もそうだ。
本当に良い式だった。
最後に出口で見送りに立つ奴と握手をした。
我慢していたものが溢れた。
「よかった。よかった。本当に嬉しい。」
それっきり何も言えなかった。
後がつかえているのに、いつまでも奴の手を握り締めていた。
あー恥ずかしい。
いつかまた、ゆっくり話したいものだ。