しばらく娘の下痢と食欲不振が続いたので、
昨日の朝、私が太極拳教室に行くついでに病院まで送っていくことになった。
家を出て10分くらいたったころだろうか、後部座席で妻が叫び声を上げた。
娘が吐いたか何かしたのかな、と思って「どうした?」とルームミラーを見ると、
チャイルドシートから娘を降ろしている妻の姿。
もう一度「どうした?」と聞くと、「また始まった!」。
私はすぐにわかった。
痙攣発作だ。
信号が赤になったのですぐに後を見た。
妻に抱きかかえられた娘は口をだらりと開け、白目を剥いて痙攣している。
でも顔はこれまでの痙攣とは違って紙のように白い。
信号が変わると私はアクセルを踏み抜きたくなる衝動を押さえながら、
心の中で前の車に悪態をついた。
「とろとろ走ってんじゃねぇぞ!」(すみません)
病院に着くまでの時間が永遠とも思えるほど長かった。
太極拳教室の生徒さんたちには申し訳ないが、お休みにさせていただいた。
とてもじゃないが、そんな娘と妻を放り出しては行けない。(社会人失格です。)
下痢の原因はロタウイルス。
痙攣は体内の電解質のバランスが崩れたため起こったらしい。
3時間の点滴の後、帰宅。
大事無かったが、医者に脳波を取ることを勧められた。
そして今、妻が天使病院へ行っている。
心配だ。