先日の義理の叔母の葬儀で、僧侶が遺族に贈った詩を紹介します。
こんなすばらしいことをみんななぜよろこばないのでしょう
あたりまえであるということを
お父さんがいるお母さんがいる
手が二本あって足が二本ある
行きたいところへ自分で行ける
音が聞こえて声が出る
こんな幸せあるでしょうか
しかし誰もこれを喜ばない あたりまえだと笑っている
ご飯が食べられる
夜になると眠れる そして朝が来る
空気が胸一杯吸える
笑える 泣ける 叫ぶことができる
走りまわれる
みんな当たり前のこと
こんなすばらしいことをみんなは喜ばない
そのありがたさを知っているのはそれをなくした人たちだけ
なぜでしょうあたりまえ……