この仕事をしていていつも迷うことがある。
どこまで踏み込むべきか。
当たり前だが家庭教師は塾とは違い、
こちらから各家庭の中に入り込む。
そのため塾では見えない生徒の姿を見ることになる。
部屋、机周り、本棚、ゲーム、フィギア...
そして母子関係。
彼らの部屋(テリトリー)の中で一対一になることにより、
生活態度、物の見方、考え方などがダイレクトに伝わってくる。
学力を本気で向上させたいと考えるなら、
大げさな言い方をすれば、それこそ“生き方”の見直しを迫られると思う。
しかし、そこまで踏み込んでいいものか。
伝えたとしても、なかなか耳を貸してはくれない...
難しいところだ。