今週の木曜日で43になる。
ああ、また年を取るな。
昨日の日曜日、いつものよう「江姫」を見ようとテレビの前に座り準備していると、
「がまんできない...」と息子が妻に訴える。
「いいんじゃない。」と妻が答える。
すると「ちょっと早いけど、これ飲んで。」と冷たく冷えた包みを渡された。
開けてみると私の好きな銘柄のビールが出てきた。
彼の少ない小遣いで買ってくれたらしい。
私にとって「最も美味いビールNo.1」は、大学時代に飲んだビールだ。
少林寺拳法部の想像を絶する、人知を超えた地獄の夏合宿明けに、
合宿所の前で飲んだあのビール。
アレに勝るものはなかった。
しかし、それは昨日までのお話。
昨日飲んだビールを超えるものがあるとすれば、
それは成人した彼と初めて一緒に飲むビールだろうなぁ。
あと12年。待ち遠しい。