今日は北海道公立高校の合格発表。
今年は受験生の多い年だったが、
ほとんどが大学受験生だった。
公立高校受験者は2名。
一人は難関。
彼は、模試での合格率がずっと2%だったのだ。
しかしどこが足りないかが分かっていたので、
やるべきことはハッキリしていた。
だから彼と私はイケると確信していた。
しかし、ご両親は志望校変更を迫った。
でも譲らなかったのだ。
そして最後の模試で一気に75%に持って行った。
まだ時間がある。やはりやるべきことはハッキリしている。
いけるだろう。
この頃になるとご両親も信用してくださるようになっていた。
そして予定通り第一志望校を受験した。
もう一人は、私との授業を開始して以来、
よい感じで上昇していたのだが、冬休み前頃から失速。
さらに下降し始めた。
それでも志望校を変えることなく受験。
自己採点の結果を聞く限り、ちょっと厳しい。
朝から仕事が手に着かず、熊のように部屋の中をウロウロしていた。
発表時間の10時。
携帯を見つめたまま、動けない。
10時10分。
着信だ。
「もしもし、やまPですか...」
泣き声だ。もしかすると...
「合格してました!」
一気に血が沸き立ち、携帯を握りしめて叫んだ。
「うぉーーー!」
2秒くらいの「うぉー」の後、ようやく「おめでとう」が出た。
合格の知らせはいつも嬉しいのだが、
泣いたのは久しぶりだ。
ご両親も電話に出てくださり、
「人生で最も嬉しい日です。ありがとうございます。」
とおっしゃって下さった。
さぁ、あとは難関校受験の彼だけだ。
なかなか連絡がない。
だめかな?
10時58分。
お母様からメールが入った。
良かった。合格だ。
第一志望校合格率100%だ!
今回は本当に厳しかった。
これでようやく大学受験、高校受験の日程がすべて終了した。
みんな、よく頑張ったね。
お疲れさん。
そして、ありがとう。