考えないことの罪、悪の凡庸さを訴えた。
登場人物はロバート・レッドフォードただ一人。台詞はなし。
22歳の黒人青年が白人警官に銃で撃たれた事件が題材。
いずれも心に響く映画だった。
2本目の『オール・イズ・ロスト』は字幕映画デビューの息子と観に行った。
(台詞はほぼゼロだったが)
ラストシーンで息子は声を上げて泣いていた。
3本目の『フルートベール駅で』は、出産準備を迎えるために一時退職した妻と
二人きりで観に行った。
あまりの理不尽さに体が震えた。
お気に入りの映画館を見つけてしまったせいで、
2週間の間に3本も観てしまった。
大人な感じの映画館で、観客のマナーもシートも料金も最高だ。
なにより上映される作品が最高だ。
これからも通ってしまいそう。