「できるあなたの論理で、できない私を測るのはやめてくれ。 強いあなたの論理で、弱い私を責めるのはやめてくれ。 そうしたくても、そうできない自分がいる。 そして誰よりも、そんな自分を自分が責めているのだから。」 そんな声が、生徒たちの身体から時々聞こえてくるような気がする。 もっと自信を持たせてあげなければならない立場の私が、 無自覚に生徒たちの自信を奪っていることもあるのかもしれない。 誰より私自身が心で叫んでいることなのに。 もう一度はじめからやり直しだ。