長崎に行ってきた。
異国情緒、という言葉がぴったりの街だった。
移動に乗り物はほとんど使わず、1日平均6時間歩き回った。
「この街に住んでみたいな。」
訪れた街でそう思ったのは長崎が初めて。
今回の旅の目的は、日本二十六聖人記念館と長崎原爆資料館の2つ。
言葉にすると陳腐なのだが、
いのちの強さ、いのちの痛み、を感じた。
いのちは別のいのちによって奪われもするが、
いのちは別のいのちによって救われもする。
自分が抱える命題の明確な答えは得られなかったが、
その尻尾の先に触れた気がする。