ジェットコースターのように時間が過ぎた長男の子育てに比べると、
三番目はじっくりと味わい観察する余裕がある。
様々な問題もおおよそ想定の範囲内。
しかし、上二人と違うのは「ああ、これが最後なんだな。」という思い。
さすがに50少し手前で授かった子。もう次は考えられない。
(欲しいけど…)

朝起こし、トイレに連れていき、シャワーに入れ、着替えさせ、食事をさせ、歯磨きをして保育園へ。
時に面倒になる日課だが、どの時間も私にとっては大切な時間。
一つずつ私の手を離れていき、いまはトイレと着替えと食事は助けを必要としない。
声かけだけだ。
いずれ、何もかも私の手を必要としない日が来る。

早く子育てを終え、夫婦二人きりで温泉に行きたいなあ、なんて思うこともあるが、
いまのこの時間が終わってほしくないような気もする。

一日一生。
明日死ぬと思って生きなさい。
偉人たちは一瞬一瞬を味わいながら生きてきたんだろうなあ。
気付くのが遅すぎた気もするけど。

私にとっても皆様にとっても、今日一日が素敵な日となりますように。

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