9月になってしまった。
旧暦9月の異称のひとつに「彩る月」というものがあるらしい。
「長月」よりも素敵な呼び方だ。
これからは積極的に使おう。彩る月。
誕生月でもある9月。この頃はあまり嬉しくない。
年齢を気にせず生きてきたつもりだが、さすがに半世紀となると…
もともと健康優良児でもないし、体力がある方でもない。
だから年齢による衰え、というものをあまり感じずにきた。
しかし、やはり来ました。老眼です。
新聞を読むときの距離が半端ではない。
もうこれは腕の長さでは足りない。
裸眼は限界か…
今年初めに書いたブログに「今年のテーマは『手放す』」とあった。
物理的な”物”は比較的手放すのは容易だ。
しかしなぁ、心的こだわりはなかなかのもの。
よーし。「裸眼でなんとか」なんてこだわりは手放して眼鏡かけよう。
(こう書くとまた友人に「決めごとが多すぎるんじゃない」と言われそう…)
彩る、というのは素敵な言葉だ。
多様性を感じる。
多様性ってなんだろう?
<いま>の君は素敵だよ。
きっとそんな感じだ。
老眼で腕を目いっぱい伸ばしていようが、
なかなか手放せず悶えていようが、
それもこれもひっくるめて、
認めて許して心を緩めて…
素敵になろうじゃないか!
彩る月に。