学びは雪のように
今年は雪が遅い。
降っても積もらず融けてしまう。
子どもたちは残念そうだが、私にとってはありがたい。
しかし昔はちがった。
雪が降ると空を見上げてクルクル回りながら喜んだものだ。
あの頃は心も体も自然と近いところにあったのだろう。
時間と共に、時代と共に、人の”喜び”は変化していく。
人は常により強い刺激を求めるものだ。
でも変わらないものもある。
「学びの喜び」もその一つだと思う。
新しいことを知り、理解し、発見する喜び。
それはとても刺激的だ。
それを子どもたちに知ってほしいと思う。
「学び」本来の喜びを知ってほしい。
それはテスト勉強や受験勉強を通してだって可能だ。
眉間にしわを寄せて仕方なくやるのではなく、
少しでもいいから知る喜び、学びの喜びを味わってほしい。
そう願いながら、今日も子どもたちと学ぼうと思う。
昨夜から降り出した雪が少し積もったようだ。
学びもきっと、降っては融け、降っては融け…
そして気がつくと高く降り積もっている。
学びは雪のように。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません