少し遅いですが、この時期必ず思い出す短歌があります。 袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ これは私が高校時代に習った紀貫之の歌です。 夏の暑い日に袖を濡らして遊んだ水が冬の寒さで氷ってしまっていたが、立春の今日、春の風がその氷を解かしているだろうか という意味になるかと思います。なぜ毎年この歌が思い出されるのか分かりませんが、毎年この季節に自然と口ずさんでいます。 みなさんにはそんな歌や詩はありませんか?