最近私は新しい試みをいくつか始めました。
YouTube動画の作成もその一つ。
これがなかなか思うようにいきません。
最も手を焼いているのがサムネイル作りです。
これは動画が一覧表示されるときの表紙のようなものでしょうか。
ここで視聴者の目を惹かないと見てもらえないので、とても大切らしいのです。
試しに作ったものを数人の生徒に見てもらうと、みんな異口同音に
「僕なら絶対クリックしませんね。」
と言うではありませんか。
見よう見まねで作った最初の作品なので当然と言えば当然です。
が、基本的にヘタレ性の私は結構なダメージを受けました。
昨日、授業で伺ったご家庭で休憩時間にハーブティーをいただきました。
生徒と話をしながらティーバッグを上下していると持ち手のところにこんな言葉が書いてありました。
千里の道も一歩から、です。
なんというタイミングでしょうか!
いつもは気にしたことのないティーバッグの持ち手に偶然目が行き、しかもそこに書かれているメッセージがこれです。
「おお…」
思わず声が漏れてしまいました。
どんな素敵なメッセージもそれを必要としているタイミングで聞かなければ心に届きません。
ティーバッグのメッセージも、もし私が一山超えて順調に走り出していたならば「ふーん。」で終わっていたことでしょう。
また逆に徹底的に落ち込んでいたなら「うるさいなー。わかっているよ。」と怒りさえ感じていたでしょう。
昨日のあのタイミングはまさに天の声。
単純な私は明日からまた頑張ろうという気持ちになっていました。
「1」と「2」の違いはそれほど大きくないように思えます。
しかし「0」と「1」は雲泥の差です。
「無」から「有」になったのですから。
せっかく「いいなぁ、やってみたいなぁ」と心が動いたのに、
やらない理由をいくつも挙げては何も始めないことってありませんか?
私はそうやってどれだけのことを見送ってきたのでしょう。
別にそれでプロになるわけでもなし、何かを失うわけでもなし。
今あるものでパッと始めてしまえばよかったのです。
例え途中でやめても、やったことは経験として自分の中に残ります。
何もないより百万倍いいのではないかと思うのです。
ということで、今日もチャレンジは続きます。
Even a journey of a thousand miles starts with a first step.
