自分の体で実験することが好きな私は、
現在「一日一食」生活を送っている。ただしユルユルで。
概ね以下の要領でひと月半ほど過ぎた。
- メインの食事は午前10:30の1回。
- 野菜を丼いっぱい。
- 醤油やソースはやめて黒酢をかける。
- 炭水化物は可能な限りカット。
- 午後3:30ごろ間食として納豆、酢しょうが、ヨーグルト、素焼きナッツ。
- 白湯を1日2リットル。
- 夜、耐えられなくなったらコンニャクを調理して食べる。
- 息が弾む程度の運動を1日30分。
週末は家族と過ごすため、みんなと一緒の食事をしている。だからユルユル。
それでも体重は69kg → 63kg。
最近タプついていた胴回りがスッキリしてきた。
生徒に「健康バカですか?」と笑われた。
そんなつもりはなく、ただ面白そうだからやってみただけだ。
それにしても本当に健康によいのだろうか? 疑問だ。
ある程度で空腹に慣れるらしいのだが、全然慣れない。
食べたい。とにかくごはんを食べたい。
今なら丼で山盛り3杯はいける。
美味しいトマトを作りたければ水や肥料はあまり与えない方がよいらしい。
私の体もトマトのようであればいいのだが。
いろいろなことをやってもらい過ぎている子どもたちは、
自分で自分のことができない。
ノートひとつ探すのも親に頼ってしまう。
それは学習にも大きく影響する。
自分の学びを「自分ごと」として受け止めることができない。
全部お膳立てしてあげなければ何もできない。
いま自分に何が必要なのかを考えることができない。
「這えば立て立てば歩めの親心」
親という存在は本当にありがたいものだと思う。
しかし、親は「這えば立て」と願うだけで手を出してはいけないのではないだろうか。
私もついつい口も手も出てしまう。
だが、手を出し続けると自分では何もできない子どもになってしまう。
水をやり過ぎては水っぽい大味のトマトになる。
真っ赤に完熟した濃厚な味わいのトマトのように、
十分に成熟した大人になって欲しいと願うなら、
水も肥料も控えめに。