おう、日本人ってのは、七五調が好きなんだよ。ぐだぐだ言っても駄目なんだ。
藤原喜明
万葉集のむかしから七五調の旋律は私たち日本人の心に響く。
よく見れば辺りは七五調だらけ。
◯ 逃げるは恥だが役に立つ
◯ 世界の果てまでイッテQ!
◯ 秘密戦隊ゴレンジャー
◯ 墾田永年私財法
◯ 支点力点作用点
◯ 家庭教師の山岸さん
そして我が浜田省吾の歌にも七五調はある。
♪ 走り続ける ことだけが 生きることだと 迷わずに答えて
/ Midnight Blue Train
♪ でも心は いつだって 俺のもの 君への愛があればこそ
/君がいるところがMy sweet home
♪青空に ひとすじの飛行機雲を見上げた 昼休み
/あい色の手紙
♪海鳴りの聞こえる丘で 青空を見上げて思う
この旅の途上で 愛した人の懐かしい面影を
/日はまたのぼる
いますぐに思いつくもの挙げてみた。意識したのは今日が初めて。
(と書いたこれも七五調)
なぜ日本人にとって七五調のリズムが心地よいのかは、
「七五調の謎をとく―日本語リズム原論 / 坂野信彦」に詳しい。
リズムが良ければ 頭に残る 何でもかんでも七五調。
国語 算数 理科 社会 ぜーんぶ丸ごと七五調。
全ての歌詞が 七五 じゃない。
それでも私は 覚えてる。
省吾の歌詞はパーフェクト。
失礼しました。