こんにちは。札幌の家庭教師ポプラ工房の山岸です。
人間を長くやっていればいろいろなことがありますね。
できれば成熟した何事にも動じない心を育てたいものですが、
どうも私の心はまだそこまで育っていないようです。
これまで挫けそうなときやトンネルに入り込んだとき、
必ずと言っていいほど周りの方が「言葉」をくださいました。
特別に修飾された言葉ではありません。
ごくシンプルな、それでいて暖かさを感じる言葉。
それらの言葉たちは心に染み込み、心を滋養し、
また立ち上がる勇気を与えてくれます。
一方で、人の心をズタズタにする言葉もあります。
先日、「心は叫びたがってるんだ。」(実写版)という映画を見ました。
芳根 京子扮する成瀬 順が友人を守るために叫ぶシーンがあります。
いい加減にしろ!
消えろとかそう簡単に言うな!
言葉は傷つけるんだから!
絶対にもう取り戻せないんだから!
後悔したってもう絶対に取り戻せないんだから!
凍りつきました。
私はいったいどれだけの人を、私の言葉で傷つけてきたのだろうか。
妻、子どもたち、生徒たちに対して、いったいどれだけひどい言葉を投げつけてきたんだろうか。
口から出てしまった言葉はなかったことにはできない。
どんなに気をつけても、こちらの意図に反して、人は人の言葉で傷つきます。
もっと丁寧に言葉を使わなくては。
私の知るこの私が、そんなことできるかどうか…全く自信はありませんが。
最近、暖かい言葉をたくさん頂いています。
私には過分で恐縮してしまう言葉も頂きました。
それは私がトンネルに入っている証拠でもあるのですが。
最後になりましたが、みなさま「言葉」をありがとうございます。
いつか必ずお返しいたします。